AI-900に落ちた?原因と次こそ合格するための対策を解説【2026年版】

この記事を書いた人

Shota|Udemyベストセラー講師
Spring Boot・Supabaseなどバックエンド開発の実践講座を多数リリース。2025年にAI-900を取得し、自身の受験経験をもとにAI-900模擬問題集をUdemyで公開中。


「AI-900に落ちた…。Fundamentalsなのに不合格ってヤバい?」

そんなことはありません。AI-900は基礎レベルの試験ですが、対策なしで受かるほど甘くはない試験です。不合格になったのは、勉強法や教材選びに原因があった可能性が高いです。

この記事では、AI-900に不合格になるよくある原因を整理した上で、次の受験で確実に合格するための具体的な対策をお伝えします。


AI-900に落ちるのは珍しいことではない

まず安心してほしいのですが、AI-900に落ちる人は決して少数派ではありません。

合格ラインは1000点中700点。7割正解が必要です。35〜50問の出題で、10問以上間違えるとアウト。AIや機械学習に馴染みがなければ、見慣れない用語だらけで混乱するのは当然です。

大事なのは「なぜ落ちたか」を把握して、次の受験までに穴を埋めることです。


AI-900に落ちる5つの原因

不合格になった方の声を集めると、原因はだいたい以下の5つに集約されます。

原因1:生成AI分野の対策が不十分だった

これが最も多い原因です。AI-900の試験範囲は定期的に更新されており、現在は生成AI分野が最大の配分(20〜25%)を占めています。Azure AI Foundry(旧Azure AI Studio)、Azure OpenAI Service、Microsoft Copilotなど、比較的新しいサービスに関する問題が増えています。

古い教材や、英語からの機械翻訳で内容が更新されていない問題集を使っていると、この分野がごっそり抜け落ちます。本番で見たことのない用語が出てきて焦った、という体験は非常に多いです。

原因2:似た概念の区別ができていなかった

AI-900では、似ているようで違う概念の区別を問う問題が頻出します。

たとえば、「キーフレーズ抽出」と「エンティティ認識」の違い。「画像分類」と「物体検出」の違い。「回帰」と「分類」の違い。これらを「なんとなく」で覚えていると、選択肢で2つに絞れたところで間違えます。

原因3:Azure固有のサービス名を覚えていなかった

AIの一般的な概念は理解していても、「それをAzureではどのサービスで実現するのか」が問われると答えられない。Azure AI Vision、Azure AI Language、Azure AI 音声、Azure Machine Learningなど、サービス名と対応する機能の紐付けは必須です。

原因4:問題集の解説を読まずに丸暗記していた

「答えがBだった」という記憶だけで問題を周回しても、本番では選択肢の順番も問題文も変わります。なぜBが正解で、なぜA・C・Dが不正解なのかを理解していないと、少し切り口を変えられただけで対応できません。

原因5:テキストを読むことに時間を使いすぎた

Microsoft Learnのラーニングパスを最初から最後まで丁寧に読んでから問題を解こうとすると、時間がかかる上にどこが試験に出るかわからないまま読むことになります。結果として「読んだけど頭に残っていない」状態で本番を迎えてしまう。


次こそ合格するための3ステップ:いきなり模試から始める

再受験で最も大事なのは、勉強の順番を変えることです。「テキストを読んでから問題を解く」のではなく、いきなり模擬試験を解くことから始めてください。

ステップ1:まず模擬試験を解いて、弱点を正確に把握する

前回の試験で「どこで落としたか」は、なんとなくの感覚でしかわかっていないはずです。最新の試験範囲に対応した模擬試験を解くことで、「生成AI分野が弱い」「NLPのサービス名が混同している」など、弱点が数字で明確になります。

最初は正答率が低くても問題ありません。目的は弱点の特定です。

問題集を選ぶ際のポイントは3つです。

生成AI分野(Azure AI Foundry・Copilot・Azure OpenAI Service)が十分にカバーされているか。 ここが前回落ちた原因である可能性が高いです。

不正解の理由も含めた解説があるか。 正解だけ書いてある問題集では、前回と同じ間違いを繰り返します。「なぜその選択肢が間違いなのか」を説明してくれる解説が必要です。

自然な日本語で書かれているか。 英語からの機械翻訳で読みにくい問題集は、問題文の解釈に無駄な時間がかかります。

私が自身の受験経験をもとに作成した模擬問題集は、上記3つをすべて満たすように設計しています。300問(50問×6回分)で、全問に正解・不正解の理由を含む日本語解説付き。生成AI・Azure AI Foundry・Copilotの分野を重点的にカバーしています。分野別の絞り込み機能を使えば、苦手分野だけを集中的に解くこともできます。

【2026年版】AI-900 模擬問題集|生成AI・Copilot・Foundry完全対応|全問丁寧な日本語解説付き
https://www.udemy.com/course/2026ai-900-aicopilotfoundry/

ステップ2:間違えた問題の解説を読み込み、足りない知識をMicrosoft Learnで補う

模擬試験で間違えた問題の解説をしっかり読みます。解説を読めばその場で理解できるものも多いですが、「そもそもこの分野の前提知識が足りない」と感じた場合は、Microsoft Learnの該当セクションで補いましょう。

公式ラーニングパス(無料・全14モジュール):
https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/paths/introduction-to-ai-on-azure/

全部を最初からやり直す必要はありません。模擬試験で弱点が明確になっているので、その分野だけ集中して読めば十分です。

ステップ3:苦手分野を集中的に潰す

分野別の絞り込み機能と不正解フィルタを組み合わせて、自分が間違えた問題だけを繰り返し解きます。安定して80%以上取れるようになれば、本番でも合格ラインを超えられます。

「模試→解説→弱点補強→模試」のサイクルを回すのが、再受験で最短合格する勉強法です。


再受験はいつ受けられる?

AI-900は、不合格から24時間後に再受験が可能です。ただし、24時間後にすぐ受け直すのはおすすめしません。上記のステップで弱点を潰す時間を取りましょう。目安としては、1〜2週間の対策期間を設けて再受験するのがベストです。

再受験の費用は初回と同じ13,200円(税込)かかります。次こそ1回で決めるためにも、しっかり準備してから臨みましょう。


AI-900の試験範囲(公式リンク)

最新の試験範囲は、Microsoft公式の学習ガイドで確認できます。前回受験時から試験範囲が更新されている可能性もあるので、再受験前に必ずチェックしてください。

試験範囲(学習ガイド):
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/ai-900


まとめ

AI-900に落ちた原因は、多くの場合「生成AI分野の対策不足」「似た概念の区別が曖昧」「解説を理解せず丸暗記」「テキスト先行で問題演習が足りない」のいずれかです。

次の受験では、いきなり模擬試験を解いて弱点を把握 → 解説とMicrosoft Learnで弱点を補強 → 苦手分野を集中的に潰す。この3ステップで、合格ラインは十分に超えられます。

Fundamentalsレベルの試験で一度落ちたからといって、気にする必要はまったくありません。正しい対策をすれば、次は必ず受かります。

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